――学校――…06/7/14






「ちょっ…! まだ終わってないわよ!」
「ごめんなさーい!」
廊下を走り抜ける。
後ろから叫ぶ先生の声も無視した。
空き教室に逃げ込む。
「次はなにやったんだ?」
男子生徒が一人。
待っていました、と言わんばかりの笑みを浮かべている。
一応親友と呼んでもいいだろう。
「テストを白紙で出したの」
ぶすっ・と俺は頬を膨らました。
「馬鹿か」
きっぱりと言い放つ。
「それで説教から逃げ出してきたってとこか?」
「…正解。仰るとおり」
癪に触るが当たっているだけに言い返せない。
「馬鹿が。勉強すればいいだけだろうが」
学年トップめ。
「お前と一緒にすんな!」
その声と同時に教室の扉が開いた。
「見つけた!」
げっ。
「ばーか」








【アトガキ】
今回は短めです。
携帯でぱちぱち。
学校にはヘタレがたくさん。
うはうはです(笑)
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